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女体入口と千畳敷カール

女体入口と千畳敷カール
 気象庁の梅雨明け宣言は学術的には正しいのだろうが、私としてはセミが鳴き始めたら「ああ、夏が来たな。」と思う。「桜の開花宣言のように「蝉の初鳴き宣言」をし


セミの声 2011 (クマゼミ,ミンミンゼミ,アブラゼミ,ツクツクボウシ)


思い出の国鉄(飯田線)

た方がよっぽど梅雨明け宣言した感じがする。ところでそのセミの鳴き声が最近変わってきたように思う。子供の頃は「ミーン ミーン」と鳴くミンミンゼミが一般的だったように思う。ところが最近では「シュワシュワ」となくクマゼミが勢力を拡大しているようで、あまりミンミンゼミの声をきかなくなった。たまにどこからか紛れ込んだのかミンミンゼミが鳴いていることがあり、その声を聞くとうれしくなる。旅に出ると俄然ミンミンゼミの声が聞こえる。クマゼミの鳴き声はしない。何かのコマーシャルではないが、これぞ「ニッポンの夏」という感じである。
夏に車両に乗っていると、特に山深いところを走っているとが車内に入ってくることがある。虫はたいてい照明のあたりを飛んでいるが、だんだん近づいてくる、と思ったらまた離れていったり。ハエ程度ならまだいいが、蜂など入ってきたらちょっとしたサスペンスより怖い。こればっかりは「旅の思い出」では片付けられない。
日本を代表するローカル線といえば飯田線と応える方も多いと思う。愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅を結ぶこの路線は直行便でも6時間以上かかる。「ワイドビュー伊那路」という特急列車が豊橋~飯田間を走っているが、険しい山岳地帯は勾配がきつく曲がりくねって進むためあまりスピードが出ず、比較的ゆっくりと進む。その代わりに単線のメリットである景色の近さがあり、まさに山懐に抱かれているような気がする。非常に低速で走るボブスレーのようだ。速度が遅いことも相まってまさに「ワイドビュー」の面目躍如である。路線図を見ると、西隣の中央西線と比べていかにこの路線が曲がりくねって駅数が多いかが分かる。


豊橋駅在来線側改札内立ち食いそば屋(壷屋)のきしめんを食す!

豊橋駅にはお気に入りの立ち食いそばの店がある。少し濃いめのだしがどこか昔懐かしい感じがする美味しいそば・うどんを立ち寄った際にはぜひ食べてみて頂きたい。
途中の天竜峡駅は天竜下りが目的で一度降りたことがある。俳優の峰竜太さんのふるさとらしく、あちこちの店に写真が飾ってあった。今回は特急を利用したので豊橋からはおよそ二時間半で飯田駅到着である。さらに一時間半ほどで目指す駒ヶ根に到着である。
駅に設置されたショーケースには養命酒があった。そう養命酒のふるさとは駒ヶ根なの


千畳敷カールのお花畑見ごろ~数年ぶりコバイケイソウも

である。今回の旅の目的は養命酒ではなく、千畳敷カールを訪れることであった。当日は早太郎温泉に一泊するためバスに乗った。途中テレビなどでしばしば紹介される「女体入口」バス停を通る。駒ヶ根ICすぐのところにあり、高速バスも停まる。なぜこんな


トリビアの泉 #64 「女体入口」というバス停がある

名前になったのかは所説あるらしい。
千畳敷カールには駒ケ岳ロープウェイに乗る。そこには別世界が広がる。美しき山の景色と高山植物。散策コースは一時間足らずで回ることができる。ロープウェイは通年営業しているので、一度真冬にも訪れたことがあるが、あまり天候が良くなかったこともあり、単なる雪景色でしかなかった。


本坊酒造株式会社 信州ファクトリー ~試飲コーナー~

下界に戻って菅の台バスセンター周辺を散策。とても整備されていてきれいで歩きやすい。少し足を伸ばしてマルスウィスキー蒸留所を訪れた。道中も美しい林の中をのんびり散策できた。清里軽井沢に比べてあまり観光地化されていない感じがする。それがまたいい。