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宮島とセノハチ詣で

列車 旅行 日記 音楽

安芸の宮島セノハチ詣で
私はさほど酒に強い訳ではないが、毎晩晩酌する。晩酌のお供はもっぱらビールである。いやビールというよりビール風味飲料というか、発泡酒を通り越して、いわゆる第三のビールと名付けられたものが大半ではあるが。酔いが進めば味があまり分からなくなってくるのでこれで十分ではある。たまに本物のビールを飲むとそのおいしさをより
感じることができる。これが「ささやかなしあわせ」ということか。
「ささやかなしあわせ」という言葉から、ふと伊勢正三さんの作詞作曲による、「風」のヒット曲「ささやかなこの人生」が頭に浮かんだ。いわゆる「フォークブーム世代」でギターを始めた人はたいていこの曲を弾いたのではないだろうか。ギターを触ったことのない人には面白くないかもしれないが、「D」のコードをメインにして開放弦の音などを組み合わせたイントロのギター演奏は、文章にするとさも難しそうだが、実際には比較的簡単で初心者にも馴染みやすい。何より伊勢正三さんはひげとサングラスがかっこよかったし、歌詞もよかった。


伊勢正三  「ささやかなこの人生」

「ささやかなこの人生」の歌詞の一部(出だし)
花びらが  散った後の
桜が とても冷たくされるように
誰にも 心の片隅に
見せたくはないものが あるよね
少し前の朝の連続テレビ小説、いわゆる朝ドラで「マッサン」が放映されていた。このドラマでは、朝ドラで初めての外国人ヒロインであるシャーロット・ケイト・フォックスさんが起用されたことでも有名である。あまりウィスキーを飲まない私ではあるが、
ニッカウィスキーや、社名の由来ともなったアップルワインなどをブームに乗って買ってしまったこともある。因みに多くの方がご存じのことと思うが、ニッカウィスキーの「ニッカ」は「大日本果汁株式会社」から来ている。
ウィスキーのコマーシャルでひときわ輝きを見せるのが、トリスウィスキーの1981年に放映されていたコマーシャルで、通称「雨と子犬」編と呼ばれているものだ。


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見たことのない方や、「懐かしいなあ。」と思う方は、ぜひyoutubeでご覧になって頂きたい。
このコマーシャルで流れている曲はビリーバンバンによるものである。ビリーバンバンをご存じないかたも焼酎「いいちこ」のコマーシャルで流れている曲を歌っている、といえばなるほどと思われるであろう。この兄弟のフォークデュオ、弟さんがメインボーカルとギター、お兄さんがボーカルとウッドベースという珍しい編成で、とにかくかっこよかった。
ビリーバンバンには独特の透明感、空気感があって、盛夏というよりは晩秋のひんやりとした風を伝えてくれているようだ。
神社仏閣に一歩足を踏み入れると、空気が変わった感じがするのは私だけではないだろう。今回は厳島神社、通称 宮島を取り上げてみたい。
春18きっぷはJR西日本宮島フェリーに乗車できる。これを利用したことがある。大阪から宮島の最寄り駅である宮島口までは、およそ7時間である。姫路を過ぎて山陽本線は、海から少し離れたところを通る。海沿いを走りたいときは赤穂線を使えばよいのだが、時間の関係で山陽本線を利用した。赤穂線は海の近くを通る割にあまり海は見えない。赤穂線沿線には忠臣蔵で有名な播州赤穂駅や、日本のエーゲ海とも呼ばれる牛窓の最寄り駅である邑久(おく)駅があり、また訪れてみたい場所が満載である。山陽本線には通称「セノハチ」と呼ばれる、広島市の瀬野駅と東広島市の八本松駅間の西日本で最


【セノハチ】JR西日本 山陽本線・瀬野~八本松間を行く貨物列車・普通電車たち

も急こう配である大山峠がある。もっとアピールしたらいいのにと思うのだが、鉄道ファン以外にはあまり知られることもなく、例えば「碓氷峠鉄道文化むら」のような施設もない。至って地味ではある。が、全国各地から「セノハチ詣で」の方が訪れるとのこと。
宮島口からは「JR西日本宮島フェリー」と「宮島松大汽船」とがある。青春18きっぷの場合は前者を使うが、本数は後者の方が多い。宮島といえば花火大会が有名だが、人が多くてなかなか旅館が取れないのが悩みの種である。 
このときは冬だったので、雪がチラチラしていた。宮島といえばアナゴ、ということで、アナゴ飯を頂いて帰路についた。


【4K】2016宮島水中花火大会 総集編